聖マリアンナ医科大学

〒241-0811 横浜市旭区矢指町1197-1

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泌尿器科

診療科の紹介(特色)

泌尿器科疾患全般の診断・治療を行います。特殊な検査や、手術療法、化学療法を行う場合などは入院が必要ですが、可能な限り、外来通院で診断・治療ができるよう努めています。近年、増加している前立腺癌の診断に必要な、前立腺針生検(組織検査)は入院していただき、手術室にてしっかりと麻酔をかけるので痛みを感じる事無く、検査できます。また、2017年8月よりレーザーを用いた経尿道的尿路結石除去術(TUL)を開始いたしました。内視鏡を用いることで直接結石を確認でき、より確実に破砕することを可能とします。また、破砕した結石を同時に摘出することで、これまでの体外衝撃波結石破砕術に比べ、より効率的な治療効果が得られます。 ただし、悪性腫瘍に対する放射線治療は、当院に設備がないため、必要に応じて他施設に紹介いたします。また、小児泌尿器科疾患、性機能障害(ED)、不妊症、男性更年期障害で、より専門的な検査や治療を要する時も、他施設に紹介いたします。

スタッフ紹介

スタッフ紹介は聖マリアンナ医科大学のスタッフ紹介をご覧ください。


取り扱い症例 (症例数・治療成績)

年間の全手術数は約180例で、そのうち70%は内視鏡による経尿道的手術です。
臓器別にみると、前立腺疾患(40%)が最も多く、膀胱疾患(30%)、腎・尿管疾患(20%)と続きます。
前立腺疾患では前立腺肥大症と前立腺癌がほとんどです。前立腺肥大症に対しては、まず内服治療を行い、効果がない場合は経尿道的前立腺切除術を行います。これは、尿道に内視鏡を挿入して、肥大組織を切除する手術で、約1週間の入院が必要となります。前立腺癌は年々増加傾向にあります。診断に必要な前立腺針生検は年間約130例行い、約45%が癌と診断されています。前立腺癌と診断された場合、病期診断を行い治療法を決定します。前立腺に限局した癌の場合、70歳以下でほかに合併疾患がなければ、開腹による前立腺全摘除術を行います。放射線療法(外照射、小線源密封療法)や腹腔鏡による手術をご希望の方には対応可能な病院をご紹介いたします。これらの治療の適応とならない場合、外来通院で内分泌療法を行っております。
膀胱疾患は、膀胱炎、膀胱の機能障害、膀胱腫瘍など多岐にわたります。膀胱腫瘍の場合、まず尿道に内視鏡を挿入して腫瘍を切除する経尿道的切除術を行います。この場合、約1週間の入院が必要となります。膀胱腫瘍の多くは、この手術で切除可能ですが、再発しやすい性質があり、一般的に術後1年の再発率は50%とされています。そのため、再発予防目的に、膀胱内薬液注入療法を行うこともあります。これは、週1回膀胱に薬を入れるもので、外来通院で治療可能です。また、経尿道的切除術の病理診断の結果によっては、開腹して膀胱をすべて摘出する根治的膀胱全摘除術の適応となることがあります。

腎・尿管疾患では、腎盂腎炎、腎尿管結石、腎腫瘍、腎盂尿管腫瘍などがあります。腎盂腎炎の場合、軽症であれば外来通院で治療可能ですが、重傷の場合は、1~2週間の入院が必要です。腎尿管結石は、痛みに対する治療は行えますが、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)が必要な場合は、他院へご紹介いたします。腎腫瘍では、腎臓を周囲の脂肪組織とともに、一塊として摘出する根治的腎摘除術が第一選択となります。腫瘍が小さい場合は、腫瘍周囲の正常組織の一部を含めて切除する、腎部分切除術も適応となります。腎盂尿管腫瘍に対しては、腎臓と尿管および膀胱の一部を摘出する、腎尿管全摘除術を行います。いずれの手術も、開腹で行うため、10日~2週間の入院が必要となります。腹腔鏡による手術をご希望の場合は、他院へご紹介いたします。

外来受診について

病院開院日に木曜日を除いて外来診療を行っています(木曜日は手術日です)。かかりつけの先生からの紹介状を持参していただきますと、診療が円滑に行えます。

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