聖マリアンナ医科大学

〒241-0811 横浜市旭区矢指町1197-1

電話045-366-1111(代表)

  • 標準
  • 大

栄養部

部門の紹介(特色)

人間の食事には、生命を保つ機能に加え以下の機能があります。
1.空腹感をいやすこと
2.各栄養素を確保して健康を維持・増進、あるいは回復させること
3.食品や料理を楽しみ、嗜好を満足させること
4.食事を共有することにより、人間関係を良くする媒体になること

食事療法の第1の目的は、適正な栄養素を補給することですが、そのために食事が持つほかの機能を無視することはできません。むしろ、このような多様な機能を発揮させながら、本来の目的をはたすことが真の食事療法となります。ところが最近の生活環境下では、栄養バランスの保たれた食事や、体に良い食生活を送ることが難しくなっています。

栄養部の取り組み

このような状況下において栄養部は、

・患者さまにとって快適な食事のサービス
・治療効果が上がる栄養管理
・業務の合理化
・コストベネフィットを目指した運営を目標としております。

1.栄養管理

一般に病院に入院している患者さまの約40%は、栄養不良状態であるといわれています。これらの改善のために、管理栄養士が患者さまの栄養状態を評価し改善プラン(栄養管理計画書)の作成を行っています。また、管理栄養士のみによる対応では困難な場合には、担当医に栄養サポートチーム(Nutrition Support Team、NST)への依頼を提案しております。
①入院時栄養スクリーニング等により栄養状態の評価を定期的に実施。
②食事だけでなく経腸栄養法や静脈栄養法も含めた適切な栄養補給方法を検討し患者さまの
栄養状態の改善への積極的な取り組み。
③「入院栄養窓口」を設置し、予約入院の患者の食形態や嗜好、食物アレルギー等の
確認を行うことにより、患者さまにあった適正な栄養量と安全な食事を配膳。
④術前の栄養管理への介入

2.栄養食事指導

患者さまご自身やご家族が、ご自宅でも食事療法が続けられるように、個人や集団の栄養食事指導を行なっています。食事栄養指導は、糖尿病や腎臓病の食事療法は、もちろんですが、食事がとれない・食事が飲み込みづらい・体重が減少し体力がない、栄養状態が心配である、何を食べたらよいかわからない等食事に対して不安がある場合も利用できます。管理栄養士が病状にあった食事、食品の選択や調理上の注意、栄養補助食品、宅配食などについて食事や食生活に対する総合的な栄養の指導をさせていただきます。
栄養食事指導は予約制となっております。主治医・担当医にお声かけください。
入院患者さまを対象に、集団の栄養食事指導(糖尿病教室、心不全教室等)を、また、年に2回、外来患者さまを対象とした腎臓病教室(慢性期・腎代替療法)やハッピーバース(妊婦対象)を実施しています。
平成29年度実績
個人指導 入院1,055件 外来3,420件 計4,475件
集団指導 参加人数550人

3.病院給食

医師の指示のもと、栄養バランスに配慮した献立とし調理師と協力し食事を配膳しています。
治療食は、疾病別のガイドラインに沿った栄養量を設定しエネルギー、たんぱく質、脂質、塩分など、その病態にあった献立を工夫し作成しています。
1.保温保冷配膳車による配膳
温冷配膳車による配膳を行っています。調理後、暖かい料理は温蔵庫に、冷たい料理は冷蔵庫に入れられ、温度を保ったまま、この配膳車にセットし病棟まで運びます。患者さまのところまで暖かいものは暖かく、冷たいものは冷たいまま、お届けしています。
2.毎食の献立名の提供
毎食、お膳には患者さまのお名前のカードをお付けしていますが、当院では、退院後のご自宅での食事療法の参考にして頂けるように、一部の食事を除いてお名前の下の段に献立名を表示し、ご自由にお持ち帰りいただけるようにしています。
3.イベントメニュー
季節感や旬を味わっていただくために、通常の集団調理では難しい食材や献立を配膳し月に1~2回、イベントメニューを作成し配膳しています。
4.配膳時刻の適正化
朝食・・・8:00 昼食・・・12:00 夕食・・・18:00
※上記の時刻は、基本時刻のため病棟により15~20分の前後があります。
5.患者さま専用食堂の設置
料理をおいしく食べていただくには、その周辺にある環境を整備することも重要となります。ベッドの上は本来食事をする所ではなく、食事をする環境にふさわしい所ではありません。そこで、当院では患者さま専用食堂を準備しています。患者さま専用食堂は、各階に設置してあります。

4.チーム医療

栄養サポートチーム(NST)をはじめ褥瘡チーム、心不全チーム、嚥下チーム等他職種におけるチーム医療で積極的に参加して栄養面からサポートを行っています。
必要時にはIN BODY(体成分・分析装置)で体の成分である体水分量・筋肉量などを測定し数値的に変化を確認していきます。

5.研究・勉強会

栄養部では、栄養や食生活に関する専門

家として栄養食事療法や栄養管理など関連の学会や研究会において、日常業務をまとめ、その結果を発表しています。また、学会や研究会・研修会に参加し、研鑽に励むとともに、最新の情報を取り入れ、日常業務に活かしています。

スタッフ紹介

スタッフ紹介は聖マリアンナ医科大学のスタッフ紹介をご覧ください。

参加関連学会

・日本栄養改善学会
・日本臨床栄養学会
・日本静脈経腸栄養学会
・日本女性医学学会など

  • ご来院される方へ
  • 医療関係者の方へ
  • 採用ご希望の方へ