聖マリアンナ医科大学

〒241-0811 横浜市旭区矢指町1197-1

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呼吸器内科

診療科の紹介(特色)

呼吸器内科は、喘息や慢性閉塞性肺疾患(肺気腫や慢性気管支炎など)、肺ガンの早期から緩和ケアまで、長くつき合う病気が多い診療科です。我々の専門性を生かした診療を行うため、地域の先生と連携を行い、地域の先生に普段の治療を行っていただき、当院では病気の診断を行ったり、調子の悪いときや病気 の重い患者さまを見せていただくというシステムが出来上がっております。患者さまの調子が悪いときにはスムーズにかかりつけの先生から呼吸器内科へ、また逆に安定した場合には呼吸器内科からかかりつけの先生にお願いできる体制をとっていますので、患者さまにもぜひかかりつけ医を持っていただくようお願いい たします。

当科では現在患者さまの待ち時間が非常に長くなっております。スムーズな受診を可能にし、的確に専門医の診察が必要な患者さまを診療するために、24年9月より完全予約制となります。予約をお持ちでない患者さまは、緊急性を考えた上で、再度予約を取って受診していただくことがございますのでご了承いただきますようお願いいたします。予約は地域の先生の紹介状をいただいた上で、当院の医療連携室にお願いいたします。また、医師だけではなく、病院の他の職種、地域の薬局、訪問看護ステーションなどとも連携をとり、特に長期の治療が必要な患者さまが安心して地域の先生に診ていただけるダブル主治医体制をとっています。

入院では、肺癌など長期の治療が必要な方には、外来での抗ガン剤治療など患者さまの状態にあわせてできるだけご負担が少ないように工夫をしております。対応できる疾患は肺癌、肺炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などに加え、過敏性肺炎、サルコイドーシス、間質性肺炎など特殊な疾患の診断も得意としています。

当院には呼吸器外科がないため、手術や放射線治療が目的の肺ガンのご紹介、気胸で2回目以上の発病のときには対応できません。このような疾患では呼吸器外科のある病院を受診してください。

スタッフ紹介

スタッフ紹介は聖マリアンナ医科大学のスタッフ紹介をご覧ください。

取り扱い症例(症例数・治療成績)

年間外来患者数9,828人、新患者数は1,056人、入院患者数は延べ6,537人、気管支鏡症例数は174例です。(平成28年度)超音波装置を用いて、気管支内視鏡による診断の精度を上げています。重症気管支喘息の対応として気管支サーモプラスティ治療を大学病院と連携して開始します。

肺癌

肺癌の新患者数は約100人ですが、うち約40人があらたに抗癌剤治療を開始しています。ステージ3以下の手術症例および放射線治療は、当院できちんと診断を行った後、神奈川県立がんセンターまたは川崎市にあります聖マリアンナ医科大学病院に依頼しています。

抗癌剤治療は世界的に標準的な治療を選択しています。非小細胞肺癌のファーストラインとしてはシスプラチン+ゲムシタビン、またはカルボプラチン+パクリタキセルを選択し、セカンドラインとしては、ゲムシタビンまたはドセタキセルの単剤治療を行っています。サードラインとしてはゲフィチニブ(イレッサ)などの治療を行いますが、これらは患者さまの状態に合わ せて選んでいます。

小細胞肺癌はシスプラチン+イリノテカンをファーストラインとし、セカンドラインはノギテカンを選択しています。 抗癌剤治療による患者さまの中間生存期間については、死亡される場所が当院でないことが多いので現在まだ成績がでておりません。

治療を行わずに緩和ケアを希望される患者さまは緩和ケアの可能な病院、あるいは在宅での緩和ケアを行っていただける先生をご紹介させていただきます。

気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患

いずれもガイドラインにのっとって正しい診断を行い、標準的な治療を行っています。長期にわたって治療を行う必要があるので、安定した患者さまには 地域の先生と連携をとってお近くの医療機関をご紹介をさせていただき、継続して治療をしやすいようにしています。さらに年一回当院を再受診していただき、状態を見せていただいて薬があっているかどうか再検討をさせていただいております。かかりつけ医は専門外でもご心配なく、お近くの先生にふだんは診ていた だいても当科とのつながりはなくなりません。

喘息の患者さまに関してはコントロールがよくなり入院が必要となる場合は年に10例以下です。
喘息教室、肺気腫教室など患者さま向けのプログラムを年一回ずつ計画し行っています。外部の患者さまも参加できるようになっています。

肺炎

肺炎の患者さまは軽症、中等症は外来治療を行っています。中等症でも状態の悪い患者さまや重症の患者さまは入院治療になります。入院が必要なかたは30%程度です。合併症のない肺炎の患者さまの入院は年間20例程度で、死亡例はありません。平均入院期間は一週間です。合併症のある患者さまでは、抗菌薬の効果が悪いため入院期間が長くなることがあります。治療は、日本呼吸器学会の肺炎治療のガイドラインにのっとって行っています。

間質性肺炎

間質性肺炎には様々な原因があり、また病型によって予後も異なります。70才代より若い方では、きちんと診断をつけるため手術による生検を行い(神奈川県立循環器呼吸器病センターと連携)診断確定後治療を行う方法をおすすめしています。最近新しい間質性肺炎の治療薬も使えるようになり、ますますきちん診断をした上で治療を行うことが重要となっています。

医療設備

気管支ビデオスコープ内視鏡 5台
気道過敏性測定装置 アストグラフ
総合呼吸抵抗測定装置 モストグラフ
呼気NO測定装置 NIOX MINO

新患受付

水曜日は、医師が不在のため紹介をお受けすることができません。最新の担当医一覧等で、休診日を確認してご紹介をお願いします。初診の方は、かかりつけ医師よりの紹介状及びあれば胸部レントゲン写真をご持参していただくようお願いいたします。受診前にあらかじめ地域医療連携係で予約をされてから来院をお願いします。

連携パスについて

西部病院呼吸器内科では、かかりつけ医との共同診療で患者さまの治療を円滑に行うために地域連携パス (「COPD(シーオーピーディー)地域連携パス」、「喘息 地域連携パス」)を使用しております。詳しくは、次の資料をご覧下さい。
呼吸器内科地域連携パスについてご案内はこちら



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