聖マリアンナ医科大学

〒241-0811 横浜市旭区矢指町1197-1

電話045-366-1111(代表)

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神経精神科

診療科の紹介(特色)

開院以来安定した医療提供を目指して誠心誠意努力して参りましたが、諸般の事情により未曾有の精神科医師の減少が生じ今までどおりの診療を維持する事が困難となりました。地域の皆さまおよび近隣の医療機関さまには心からお詫び申し上げますとともに、下記要件をご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
微力ではございますが科の存続と診療継続を当面の目標として、医師数が回復して診療体制の充実が行われた際には皆さまにご報告申し上げます。

1.新たに受診をお考えの患者さまご家族さまへ

当院は総合病院です。重点的診療目標は脳器質性疾患(認知症やてんかんなど、脳の形の変化に基づく病気や脳の働きの障害)の精密検査や治療です。精神科病棟はございませんが検査を行う器械は豊富です。さらに他科入院中の患者さまへの心のケア(リエゾン)、緩和ケアチームの一員として院内の診療を行っております。
机ひとつ、椅子ふたつで行える診療は、総合病院精神科でなくてもメンタルクリニックで可能です。ご自分のご病気の問題点が総合病院でなければ解決できないのか、今一度お考え下さい。
また当院は横浜市地域中核病院です。精神疾患は5大疾病であり内科系common disease(ごく一般的な疾患)ですから、各地域内での医療機関は存在するはずです。近隣の自治体にお住まいの方には大変心苦しいのですが、脳器質性疾患など専門性の高い疾患を除き当面は横浜市西部地区に在住の方のみを対象に新患を受け入れたいと思います。
安定した診療を提供できるまでの間、紹介状(診療情報提供書)持参の方のみとさせて頂きます。
さいごに、在宅介護困難な方、自傷他害の恐れのある方は、当院では対応できません。

2.現在通院中の患者さまへ

安定されている方や当院での診療形態ではご不満を感じられる方(医師数の減少による待ち時間の増加と診療時間の短縮)で転院希望される方は、お申し出下さい。

3.近隣の医療機関さまへ

総合病院(無床)の特性をご理解して頂いたうえでご紹介下さい。脳器質性疾患を除き、セカンドオピニオンでの依頼はご遠慮下さい(患者さまの心の転移などで治療者を変えた方が望ましいケースは理解致しますが、現状の当院では受け入れ困難です)。

スタッフ紹介

スタッフ紹介は聖マリアンナ医科大学のスタッフ紹介をご覧ください。

取り扱い症例 (症例数・治療成績)

老年期精神障害、認知症(40%)、気分障害、不安障害、不眠症(40%)、統合失調症(10%)、てんかん(5%)、 その他(5%)、1日外来患者数は80人以上(初診は平均3人。院内依頼含む)

外来診療について

初診

1.外来診療日(月~金、第2・4・5土曜)、
11:00までに来院して下さい。
状態が芳しくない患者さまは、10:00に早めの来院をお勧めします
(入院可能な他院を紹介する場合もあるため)。
2.予約制は行っておりません。「広く浅く初期対応を行う」、
が当科の基本方針です。
3.診療情報提供書を持参される事をお願い申し上げます
(調剤薬局からの「クスリの手帳」を持参してください)。
4.まず予診を行います(または問診表にご記入して頂きます)。
簡単な検査(問診)を行う事もあります。
5.当科では以下の疾患は対応困難です(専門スタッフが不在)。
ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

・薬物依存、アルコール依存の(入院)精神療法
・摂食障害の(入院)心理カウンセリング
・中学生以下の小児精神疾患

6.土曜日に初診で受診された患者さまには、
初期対応のみ行い他院へ紹介させて頂いております
(他科併診中の患者さま、学生の患者さま、てんかんの患者さまを除く)。
または2回目以降の予約は平日となります。

再診

1.待ち時間短縮のため時差来院をお願いしております。
厳密な予約制限を行っておりませんので、
当日の診療の進行具合により待ち時間は変動します。
2.予約をお持ちにならない再来患者の受付締め切りは原則11:00です。
時間厳守の程ご協力願います。

ものわすれをお悩みの患者さま、ご家族さま

特殊外来「ものわすれ外来」としての診療は行っておりません。特殊外来として限られた患者さまへの診療を行う事より、―人でも多くの患者さまへの認知症の早期発見と治療・介護導入が急務と考えました。まずはお気軽に一般初診外来を受診して下さい。

1.一般的な診察の流れ

・ものわすれがあるか?(HDS-R)
・ものわすれがどの程度生活に影響を与えているか?
(問診、FAST、CDR)
・ものわすれの原因は何か?
(身体疾患の評価、頭部 MRI またはCT)

2.その他追加検査

・心理検査各種
(MMSE、時計描画テスト、COGNISTAT、ADAS、FABなど)
・STM-COMET(認知症まで至らない記憶障害の検出)
・VSRAD(頭部 MRIに追加、海馬萎縮の評価)
・SPECT(脳血流の評価、eZIS解析)
・MIBG心筋シンチ(レビー小体病の評価)
・DATスキャン(レビー小体病の評価)
・脳波(意識レベルの評価、症候性てんかんの評価)

3.治療目標

記憶障害予防の薬物療法、問題行動抑制の薬物療法、介護サービス受給の援助
1~3まで達成されたら、地域家庭医への誘導も勧めております。

臨床試験(治験)

平成27年8月現在、以下の治験の募集を行っております。
①アルツハイマー型認知症患者を対象とした、
○○○の第Ⅱ相試験(軽度~中等度の患者さま)
②レビー小体型認知症患者を対象とした、○○○の第Ⅳ相試験
(レビー小体型かアルツハイマー型かの鑑別は当院で行います)
試験適応基準に合致しない、またはご期待にそえない場合もございます。

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